ブセファランドラ sp. クダガン

販売価格

  • 出射氏コレクション ありがとうございます。完売です。
ブセファランドラ sp. クダガン

概要

深く濃い緑の葉色にラメが強く入るブセファランドラの美種。
光の当たる角度によっては青紫色にも見えます。
長めの葉に細かなウェーブが入ることも特徴ですね。

出射氏から譲り受けた貴重な株を、出射氏コレクションとして販売しております。

このブセファランドラsp. クダガンは、出射氏がクリプトコリネ調査の過程で見つけ、サンプル採取した様々な植物のひとつでした。
ショップもアクアリストも、まだ誰もブセファランドラなど知らない時期の事です。

ナチュラに送られてきた時は、小さな子供の拳ほどの黒い塊だったのを今でもはっきり記憶しています。

袋に、サインペンで(テラリウムに使えるかも)と書かれていたため、私は水草としては使えない(=水中育成は無理)と思ったんですね。

送られてきた他の水草を早々に植え付けた中にあって、この“黒っぽい小さな草”は最後まで袋に入ったままの状態で放置していました。

当時の状況をお伝えすると…
日本のアクアリストの中では、パルダリウムの概念はまだ一般的では無く、アクアテラリウムが僅かに楽しまれている程度でしたね。

本題に戻りましょう。
当店の水上栽培水槽はクリプトコリネを育てる水槽しか無く、植え付けるスペースに余裕が無かったため、私はその黒っぽい小さな草の処理に困り、最終的には水草が群生したストック水槽にとりあえず植え込んだのでした。

そして、そのまますっかり忘れてしまったのです。

数ヶ月経ったある日、そのストック水槽の水草が密生し過ぎだと感じ、トリミングをしようと思い立ちました。

トリミングを進める中で、水槽の下の方… 他の水草に埋もれる隙間に、見慣れぬ植物を見つけました。深い緑の葉面に綺麗なラメを散りばめた植物があったのです。
あの黒っぽくて小さな草だと気づくのに、一瞬ですが時間がかかったんですよ。それくらいに美しかった。
そして、その時初めて水中育成出来る事に気づいたのです。

名前が無いと販売できないですから、とりあえず採取地から名前をとってsp.クダガンという水草として暫く販売しておりました。
私の植物の知識が乏しい為、種名称をブセファランドとして販売し始めるまで時間がかかったのは言うまでも無い事です。

ブセファランドラという植物がアクアリウムでこれほど愛される存在となったのは、このクダガンが牽引役として大きな役割を果たしたのでは?…そう感じるくらいに美しく、そして私にとって思い入れの深い植物です。

当店の株は、当時入荷した株をずっと維持しているものです。
水上栽培ではラメ感が出ないので、水中栽培をオススメ致します。
栽培は難しくありません。
CO2無添加でも変わらぬ美しさを楽しめますよ(もちろん、CO2添加は有効です)。

群生させると美しさが際立つため、是非群生での栽培を楽しんで頂きたく、お値打ち価格で販売しています。

ワイルド

採取された野生個体のことで、ブリード個体(繁殖・養殖されたもの)とは区別して販売しています。
ワイルドは、野生個体であるため生息地での表現を濃く表していることや、生息地の開発や環境破壊で入荷が不安定であったり、場合によっては二度と入ってこないこともあるレアさも魅力です。一方、採取〜販売店にとどくまで時間がかかる為、入荷直後は状態が安定していない事や、病気に罹っている場合があります。
当店で販売するワイルド個体はトリートメント済みです。ご安心ください。

ブリード

繁殖個体の事です。複雑な入荷ルートを経ないためワイルド個体より状態が良く、飼育初期段階での難易度が低くなり飼育しやすい個体と言えます。
多くはワイルドと比べてお求めやすい価格である事が多いです。当店では単にブリードと表記した場合、そのほとんどが東南アジアブリードを指します。

ナチュラブリード

当店で繁殖させたものは販売ページにて「ナチュラブリード」として一般的なブリード品と区別して販売しております。
長年培った技術と経験で独自にブリードを行っており品質に自信があります。一方で価格を抑えていますので、おすすめの一品です。
繁殖の際は、病気の有無やヒレの欠損、体形や体色などに留意し選別しております(※わずかなヒレの切れなどが避けれらない種については、その種の販売ページにて表記して販売しております)。

国産ブリード

当店が品質を認める日本国内ブリーダーによる繁殖個体です。

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